若いうちはハゲないだろ!
若いから毛根を酷使しても大丈夫!
そう思っている皆さん…それはもしかしたら間違っているかもしれません。
ハゲは年齢によってだけでなく、若くても起こるのです。
ここでは、若ハゲについて詳しく解説していきたいと思います。
若ハゲの確率は1/4
若ハゲは4人に1人が自覚症状があるというデータがあります。
そもそも、日本人は1/3がAGAで悩むと言われています。
若ハゲの自覚症状があるという人達は、AGA予備軍とも言えますね。
若ハゲというのは、文字通り10代や20代で髪の毛が薄くなってしまう人のことを指します。
「若いと薄毛には困らない」ということは間違いのようです。
若くても薄毛で悩んでいる人もいます。
早い人では10代で薄毛に悩み始める人もいるようです。
若ハゲの原因
若ハゲには主に4つの原因があります。
- 男性ホルモンの増加
- 過剰なストレス
- 生活習慣の乱れ
- 間違ったヘアケア
これらが原因となります。
ここからは4つの原因について詳しく掘り下げてみていきたいと思います。
男性ホルモンの増加
AGAの原因には、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンがあります。
ジヒドロテストステロンが増加してしまうと、髪の毛が抜けてしまいます。
ジヒドロテストステロンは髪の毛の成長を阻害する作用があります。
通常の場合には、髪の毛の成長気が2年から6年ほどあり、しっかりと成長し太くこしのある髪の毛が生えるため抜けることがありません。
しかし、しっかりと成長ができないと、細く弱い髪の毛になってしまい、抜けてしまうのです。
若ハゲの特徴としては、つむじの周りがハゲてしまう症状があります。
過剰なストレス
ストレスはハゲにも悪影響をもたらします。
特に、10代などは些細なことでもストレスになり、ストレス発散方法も見つかっていない場合があります。
ストレスをため込んでしまうと、自律神経が乱れてしまい、血行が悪くなり、頭皮に十分な栄養を運ぶことができません。
それだけでなく、頭皮を老化させてしまう原因の活性酵素が増えてしまう可能性もあります。
10代は生活環境や家族、友人との人間関係などでも悩みやすい時期です。
いわゆる、思春期には人間関係でのトラブルも多くなっていることかと思います。
家族にも言えないような悩みがあったりもするかもしれません。
自分なりのストレス発散方法を見つけることが大事です。
できるだけストレスをため込まないようにして下さい。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは若ハゲの大きな原因となります。
- 食事
- 睡眠
- 運動
大きく分けるとこの3つがポイントとなってきます。
食事では、外食が増えてしまうことでバランスが偏ってしまいます。
髪の毛を構成する栄養素として、タンパク質、ビタミン類、亜鉛があります。
これらの栄養をしっかり摂取できるように心がけて下さい。
栄養が不足してしまうと、十分に髪の毛が成長することができません。
弱く細い髪の毛は抜けやすい毛となります。
1日の食事の栄養バランスを考えながら食事を摂るようにして下さい。
若い頃は睡眠不足の人が多いと思います。
ちょっとくらい寝なくてもやっていけると思い込んでいるからです。
体は起きて活動できているかもしれませんが、髪の毛には睡眠が必要となります。
寝ている間には、成長ホルモンがたくさん分泌されます。
この成長ホルモンは細胞を活性化させる効果があります。
細胞を活性化させることができると、髪の毛を生やすことができます。
1日の理想の睡眠時間は7時間から8時間と言われています。
また、午後10時から午前2時の間はゴールデンタイムとも言われており、成長ホルモンが多く分泌されます。
運動不足になってしまうと、血流が悪くなってしまいます。
頭皮に栄養を送るためには血行を良くする必要があります。
学生であれば体育の授業などでも運動をすると思いますが、全く運動をしないという形になってしまうのはよくありません。
運動が足りてないなと感じた場合には、ウォーキングやジョギングなどをするように心がけて下さい。
間違ったヘアケア
髪の毛にいいこと思ってやっているヘアケアが実は間違っているという可能性もあります。
シャンプーの仕方やドライヤーなどを間違った方法で行っている人は多いです。
特に男の人はシャンプーをできるだけ短時間で終わらせようと、力任せにゴシゴシと洗っている人もいると思います。
爪を立ててシャンプーしてしまうと頭皮に傷をつけることになってしまいます。
髪の毛を洗う時は優しく洗うようにして下さい。
また、シャンプーが流しきれていないと、残りかすが原因で頭皮環境が悪くなってしまいます。
これはコンディショナーなども同じです。
ドライヤーを使用するときも髪の毛から20センチほど空けて風を当てるようにして下さい。
髪の毛が熱によってダメージを受けてしまいます。
髪の毛が短い人はドライヤーを使用せずに自然乾燥させる人もいます。
しかし、自然乾燥では髪の毛が傷みやすいのでできればドライヤーを使用して乾かすようにして下さい。
若ハゲの3つの対策
若ハゲには3つの対策があります。
- 若ハゲにならないための予防
- 若ハゲの進行を抑えるための対策
- 若ハゲを改善するための治療法
この3つです。
段階を踏んで対策をとることで若ハゲは治すことができます。
では、一つずつ見ていきたいと思います。
予防
若ハゲの予防は、まだ髪の毛が薄くない人がハゲないために行う予防法です。
一番有効な予防法には、頭皮環境を良くするというものがあります。
髪の毛が生えてくるためには、まず頭皮が健康であることが必須条件となってきます。
フケなどがない、脂分が多くない、ハリがあるなど、頭皮の環境をチェックしてみて下さい。
髪の毛を生やすための土台となる頭皮を健康にすることで、髪の毛に必要な栄養が十分にいきわたることができます。
また、血行を良くすることで栄養が十分に届くようになります。
対策
若ハゲになりつつある人が行うのが、これ以上薄毛が進行しないようにする対策です。
対策を行うという時点である程度薄毛に悩んでいることかと思います。
まずは、自分の薄毛がどのようなタイプであるのかを見極めるようにして下さい。
O字型、M字型、U字型などのタイプがあります。
若ハゲになりつつある人は、AGAの初期状態が起こっているという場合も多いです。
対策としては、育毛シャンプーを使ってみる、髪の毛にいい栄養を摂取する、必要であれば育毛サプリメントなどを使用してみましょう。
薄毛に対しての対策は半年ほどのスパンをみて効果を検証するようにして下さい。
AGAもそうですが、髪の毛にはヘアサイクルがあるので、すぐには効果がでません。
治療
もうハゲが改善されないという人は、最終手段の治療を行いましょう。
ここで言う治療は、AGA治療薬を使用した薄毛治療です。
AGA治療薬の第一選択薬にはプロペシアがあります。
初めてAGA治療を行うという人は、まずプロペシアを使ってみると良いかと思います。
しかし、プロペシアは髪の毛が抜けるのを防ぐ効果しかありません。
髪の毛を生やしたいという人は、ミノキシジルを一緒に使うようにして下さい。
ミノキシジルは髪の毛を生やす効果がある治療薬となります。
プロペシアの錠剤をのんで、ミノキシジルを塗るというように併用して治療を行うと、かなり最強です。
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女性と未成年は注意!
治療にはAGA治療薬がいいと書きましたが、女性や未成年は使用することができません。
これは、女性が薄毛になる原因と男性が薄毛になる原因が異なるためです。
AGA治療薬というのは、男性の薄毛に特化した治療薬です。
ミノキシジルは女性も使うことができますが、2%までと制限があります。
女性がAGA治療薬を使用しても効果がありません。
また、妊娠中の女性が使用してしまうと、胎児に悪影響を及ぼします。
絶対に使用しないようにして下さい。
未成年は、使用した場合の安全性が認められていません。
未成年の内は、育毛シャンプーやサプリメントなどで対策をとるようにして下さい。
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若ハゲは治すことができる
若ハゲは治すことができます。
若いうちであれば回復力も高いので、しっかりと対策や治療を行うことで髪の毛は甦るのです。
しかし、若ハゲの原因をしっかりと理解しておかないとまた繰り返してしまいます。
せっかく薄毛が治った!と思ったら、また薄毛に悩むことになりたくないですよね?
原因を追究して根本から若ハゲを治していきましょう!